20年前の粗悪CD-Rメディアでデータ消えた

パソコン

データのバックアップ大丈夫?

久々に、古いパソコンデータを見たくなり記録しているCD-Rのデータを読み込み時に発生。20年も前の古いデータだったので仕方ないと思っていたのですが、読めないメディアには共通点があったのを発見。

上記のメーカーのブランド「PRINCO」の80min/700MBが当時格安でおそらく10枚組で売られていたと思います。写真に写っている枚数8枚が全部読み込み不能・・・2枚はおそらく当時書き込みエラーで破棄したと思われます。20年以上前はCD-Rが主流でデータを圧縮して保管する動画ならDIVXで保存。30分物は300MB程度で2ファイルほど保存出来ました。

見た目は綺麗だけれど中身がない・・・

大抵、読み込みができない場合は表面の傷みや汚れが原因なのですがこれは様子が違うのです。痛みも汚れもない。調べると10年で消える謎の仕様となっているようです。情報漏洩の防止のため?

「危険」10年以上前に焼いたCD-Rが読み込めなくなってきている件

[危険] 10年以上前に焼いたCD-Rが読めなくなってきている件 | alpha-photo.net

我が家のもPRINCO製でした。表面も綺麗。

PRINCOで検索かけても出てこないので今や存在しないメーカーなのでしょう。確かに20年以上前はスピンドルやケースもので他メーカーに比べ異常に安い商品もありましたね。

他の太陽誘電、TDK、MaxellはOK

同じ時期のCD-RでもThat’s(太陽誘電),TDK、Maxellはすべて読み込みOKでした。安物買いの銭失いともデータが消えてしまうのも自分の過ちです。

【記録メディア】 Verbatim(バーベイタム) DVD-R

*画像はAmazonの現在の表示。

ただ、当時はHDDも120GBの壁があるIDE接続時代のXPのパソコンでしたし、すぐに一杯になるんですよね。特に動画ファイルは。当時からビデオ編集ソフトもあるのですが今思えばエンコードは鬼のように時間かかるしファイルデータの量も大きい。毎週のようにDivxで小さくしてCD-Rに保存が必須でした。外付けHDDも60GBで今はもう聞かないIEEE1394(アイトリプルイーイーイー1394)接続とUSB1.1が主流でした。数年後にUSB2.0が誕生してから外付けHDDも普及し始めた感じですね。

データはどのメディアも永遠ではない

結果、長く放置していたCD-Rや光学メディアは一般的に寿命があり10年~20年と言われています。2重3重に保管することが大切ですね。今やDVD-R、ブルーレイディスクと容量の大きい光学メディアですが定期的にコピーして保管するのが大事ですね。

外付けHDDや内臓HDDも物理的に壊れます。当たり外れが多いですが、これらも5年~10年位かな?

フラッシュメディアもコントローラーがおかしくなって読み込みできなくなることも経験していますのであまり保管には向かないような気がしますね。

パソコンの起動OSはSSDで速いのですが記録用にはHDDを使っています。最近はクラウド上にバックアップすることも多いですね。

本当に大切なデータは手間が掛かるけれどマスターを元にコピーを複数用意していた方が良いですね。

よって、外付けHDD、内蔵HDDは故障する前に定期的に買替が大事ですね。フラッシュメモリであるSSDも最近は外付けで売られていますが、前触れもなくご臨終(コントローラーが逝く)しちゃうことがあるのでやはりHDDがおすすめですね。

CANVIO DESKTOP HD-TDA6U3-B

*画像はAmazonの現在の表示。

Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました